アラブ連盟は14日、アラブとアフリカ諸国が達成した和平協定の枠組み内でダルフール問題の解決に向けて力を尽くしていくと明らかにしました。
同日、アラブ連盟の常駐代表特別会議がスーダン西部の北ダルフール州の州都・エル・ファシェルで開催され、会議の後「エル・ファシェル宣言」が発表されました。宣言の中で、アラブ連盟はダルフールの真の平和を実現するため、ダルフールの反政府武装勢力が意見を統一し、スーダン政府と和平交渉を進めるするよう呼びかけました。
アラブ連盟は宣言の中で、アラブ諸国がダルフール地区で展開している人道主義援助と復旧作業に積極的に携わっていることを評価したほか、アラブ連盟事務局とスーダン政府が共同で現地住民の需要に配慮し、難民の帰還を進めることを求めました。
アラブ連盟はまた、チャドとスーダンの国交が正常化したことを嬉しく思い、両国政府の関係改善がダルフール問題の解決にプラスとなるとの考えを示しました。
アラブ連盟のムーサ事務局長、国連とアフリカ連合(AU)のダルフール特別査察団のガンバリ団長、スーダン大統領の首席補佐などが会議に出席しました。(翻訳:KH)
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