第5期にあたる中日友好21世紀委員会の第1回会議が北京で7日開催され、正式に発足しました。中国の温家宝首相、日本の鳩山由紀夫首相は、それぞれメッセージを送り、中日友好に貢献するよう期待を伝えました。
開幕式で、中国側の座長を務める唐家璇元外務相は、挨拶に立ち基調演説を行いました。その中で、唐家璇氏は(1)戦略的な相互信頼を着実に築く(2)中日経済貿易関係の転換とバージョンアップを推し進める(3)人々の交流を広げ、国民感情の改善に力を入れる(4)アジアを主要な舞台とし、国際的な問題での協調と協力を強化する――ことを提言しました。
日本側の座長を務める西室泰三氏は挨拶の中で、未来志向で相互理解を深め、幅広い交流を繰り広げるよう期待を語りました。
中日友好21世紀委員会とは、中日友好協力関係を21世紀において安定的に発展・強化させていくため、日中双方の有識者が政治、経済、文化、科学技術など広範な角度から検討し、両国政府に提言・報告を行う事を目的に、1984年3月に発足したものです。(取材・原稿:李軼豪)
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