日本政府は25日、政策閣僚委員会を開き、ハイチへ自衛隊を平和維持活動（PKO）に派遣することを決めました。

　鳩山首相は首相官邸でこの日、メディアに対して「現在、ハイチでがれきの撤去や住宅の建設をしなければならない。最も重要なのは工兵である。このような部隊をハイチへ派遣することを考えている」と述べました。

　また平野博文官房長官は記者会見で、日本の平和維持部隊の具体的な活動としては、がれきの除去など復旧支援が中心となる見通しで、日本は300人の自衛隊員を派遣するとともに、ハイチに7000万ドル（約63億1120万円）を援助する計画だと述べました。

　北沢俊美防衛相もこの日、部隊の編成など派遣の準備指示を出しました。（翻訳：玉華　チェック：村田）