温家宝首相は23日、豪雪の被害を受けた新疆ウイグル自治区のアルタイ、チョチェクなどの地区に赴き、被災状況を視察し、被災者たちを見舞いました。
今年1月に入って以来、新疆ウイグル自治区の北部は60年に一度といわれる豪雪に見舞われましたが、統計によりますと、これによる被災者数は125万人以上に達しているということです。
温家宝首相は、視察の際「飼い葉の調達を急ぎ、救済金や貸付償還金利子の補給などの形で牧畜民を援助していく。また、春先の端境期により多くの補助金を提供していく」と述べました。
23日夜、温家宝首相はチョチェク市で座談会を開き、「共産党中央と政府は新疆の被災状況に大きな配慮を寄せている。人々の生活、農牧業生産、市場の供給、交通などを保障すべきだ。そして救済作業や再建作業にいち早く取り組んでいかなくてはならない」と述べました。
温家宝首相はさらに、被災地住民が旧正月を無事に過ごせるようにするため救済措置を確実に実施していくよう指示しました。(翻訳:ooeiei)
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