温家宝首相は27日北京で、今年の国民経済の様子と来年以降の方向性をめぐり、新華社通信の単独インタビューを受けました。

　その際、温家宝首相は国内経済について、以下のことを強調しました。

　①自信・責任・協力で経済危機に対応せよ

　②多様な所有制、とりわけ民間企業の発展を堅持していく

　③不動産業が健全に発展できるよう取り組んでいく

　④物価上昇を合理的な幅に抑える

　⑤経済成長の究極の目的は民生の改善にある

　⑥景気刺激策の早期終了を慎重に吟味すべきである

　また、世界貿易において「人民元の価値の安定化は世界経済への貢献だ。保護貿易主義に断固反対する」と指摘しました。

　温首相はさらに、気候変動対策における国際連携の重要性を強調しました。（翻訳：Yan、吉野）