ハイチの首都ポルトープランスで現地時間の20日早朝、マグニチュード5.9の余震が発生しましたが、深刻な被害には至りませんでした。救援活動の展開にしたがって、被災地の秩序はある程度回復し、国内の情勢はおおむね安定しています。救助チームは引き続き生存者の発見に最善を尽くしていますが、現地では、依然として医療関係者と医療物資が不足しているということです。
なお、国連は隣国のドミニカの首都サントドミンゴに第二の国際救援センターを設置しました。また、アメリカのハイチ救援の責任者によりますと、地震で被害を受けたポルトープランス港は22日から、一部の運行を再開するということです。
また、一部の負傷者は外国に搬送され、手当てを受けています。アメリカやフランス、カナダなどの国の艦艇はポルトープランス港に横付けされ、医療活動を行っています。
関係者の統計によりますと、ハイチでは20万世帯の仮住所が必要で、200万人が少なくとも向こう半年間の食糧援助を必要とするということです。(藍、田中)
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