カリブ海にあるハイチは現地時間の12日午後、マグニチュード7.0の大地震が起き、余震も続いています。大統領府を含んだ多くの政府機関の施設などに、経済的な損失が大きく、死亡者が多く出ています。これに対して、ドミニカなど国々は緊急支援をすると決めました。

　隣国のドミニカ政府は12日夜、航空機を1機、緊急派遣し、20人の救急隊員や関連物資を現地に送りました。

　ベネズエラ政府は地震後数時間で、救援物資を輸送するとともに、50人からなる専門家チームを派遣しました。

　アメリカのオバマ大統領はこの日、支援の用意は出来ていると表明しました。現地のアメリカ大使館はハイチ政府と連絡を取り、地元空港の状況の把握を急いでいます。（朱丹陽）