中国気象局の鄭国光局長は22日、新華社通信の取材に対して、「気候変動への対応は長く、辛い道のりとなる。このほど閉幕したコペンハーゲン会議で収めた成果はゴールではなく、新たなスタートラインである」と述べました。
鄭国光局長は今回の会議で収めた成果について、「政治合意にこぎ付けたことで、『国連気候変動枠組条約』と『京都議定書』に明らかにされている『共通だが区別ある責任』の原則を守り、『バリロードマップ』を堅持することができた。これは中国を含む各国の努力の結果である」と評価しました。
また、中国の今後の方針については、「責任ある発展途上の大国として、持続可能な発展の道を断固として歩む。今後、国内の統計、観測、検査の方法を改善する。それとともに、排出削減情報の開示体制を整備することで、透明性を高める。そして、国際的な協力や対話を強化しながら、外国の低炭素技術を導入することで、気候変動への対応力を高めていく」と述べました。(翻訳:トウエンカ)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |