中国財務省の張文才国際部副部長は北京で9日、「中国は責任ある発展途上国として、自身の発展段階や実力に見合った責任を負い、気候変動問題に積極的に対応していきたい」と表明しました。これは、世界銀行主催の「2010年世界発展報告」会議に出席した際に述べたものです。
張文才副部長は、「『国連気候変動枠組条約』と『京都議定書』は、国際社会が気候変動問題に対応するよりどころであり、『京都議定書』で定められた目標、約款、原則は堅持していくべきだ。特に『共同だが差異ある責任』の原則は堅持しなければならない。中国は積極的な政策をとり、自分の発展段階に見合った国際義務を負担し、人類の生存環境を守りたい」と述べました。
また、張文才副部長は、「中国は、国際協力を通じて、気候変動問題に積極的に対処していきたい」と強調しました。(恂 訳)
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