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習近平副主席、ミャンマー国家平和発展評議会副議長と会談

2009-12-21 15:27:57     cri    

(写真:閲兵する習近平氏とマウン・エイ氏)

 ミャンマーを訪問中の中国の習近平国家副主席はネービードーで20日、ミャンマー国家平和発展評議会のマウン・エイ副議長と会談し、双方は両国の善隣友好協力関係について幅広く共通認識に達しました。

 習副主席は、「中国はミャンマーとの関係を重視し、長年にわたって結ばれてきた友情を重んじる。来年、国交樹立60周年を迎え、両国関係の発展は新しいチャンスを得る。中国はミャンマーと共に、両国関係が新しい情勢の下で、引き続き全面的に発展していくことを推進し、永遠によい友でありたい」と述べました。

 習副主席は両国の善隣友好協力関係のさらなる発展について、次の4つの点を提案しました。1つは、ハイレベル交流を保つことです。中国はミャンマーとさまざまな形によるハイレベル交流を行い、双方が関心を寄せる問題について、正直に幅広く意見交換をし、両国関係の政治的な基礎を絶えず強化していきます。2つ目は、互恵協力を強化することです。双方は相互補完の優位性を発揮し、力を集中させ、重要なインフラ施設建設を行い、両国の経済成長を促し、経済貿易協力のレベルを向上させ、共同発展を実現します。また、できる限り、ミャンマーの経済建設に必要な援助を提供していきます。3つ目は、国境地帯の安定を維持していくことです。両国の間には長さ2210キロの国境線があり、国境地帯の平和と繁栄を維持することは両国の安定と発展にとってきわめて重要です。中国はミャンマーが対話や交渉などの平和的な方式によって、関連問題を解決していくことができると確信しています。4つ目は、国際問題や地域問題における協調と協力を強化していくことです。中国は国連など多国間の枠組内でミャンマーとの協力を進め、中国とASEAN・東南アジア諸国連合との関係を共に推進させて行きます。

 これに対し、マウン・エイ副議長は、「中国の発展成果と中国が堅持する内政不干渉の平和的な外交政策を高く評価する。そして、長期にわたるミャンマーへの支援を心から感謝する。来年の国交樹立60周年を契機に、中国とのハイレベル交流と実務的な協力を強化し、両国人民の友情を深め、世代に伝わっていくことを望んでいる」と述べました。(翻訳:トウエンカ)

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