ミャンマーを訪問中の習近平国家副主席は20日、ネーピードーでミャンマー国家平和発展評議会（SPDC）のタン・シュエ議長と会談しました。

　習副主席はこの中で、「両国の友好協力関係を推進させることは、中国にとって重要な外交政策であり、この方針が変わることはない」と述べました。

　また、ミャンマーが台湾やチベットなどの問題において、中国の立場を支持していることについては、「これを賞賛する」としました。その上で、中国側としても、ミャンマーの領土と主権の保全を尊重し、国家の統一と民族団結を維持するミャンマーの努力を支持していく立場を示しました。

　これに対して、シュエ議長は中国からの経済的な支援に対して、感謝を述べました。その上で、国境地域の安定を維持するために、中国側と協力していく意向を示しました。(万、田中)