国家統計局がこの日に発表したデータによりますと、11月の中国のCPIは前年の同じ時期より0.6%上昇しました。これは 9ヶ月ぶりのプラス成長です。
盛報道官はまず、食品価格の上昇について、「これは季節的な現象である」との見解を示しました。その原因としては、食糧価格が緩やかに上昇しているためです。もう1つの原因としては、北部と南部の一部の県が大雪に見舞われ、野菜の生産や供給に影響したことも挙げられるということです。
住宅価格の上昇については、一部の都市で資源価格の改革が行われ、水や電気などが値上がりしたことによるものであると分析しています。
さらに、インフレは存在しないとの判断については、「CPIはマイナス成長になったが、1月から11月までのPPI・生産者物価指数は前年と同じ時期より6%減少した。また、原材料や燃料などの価格指数も、1月から11月までは前年の同じ期より8.9%減少した。これらの価格指数の変動から見ると、現在の価格上昇は全体的には依然として低いレベルで推移している」とし、インフレは存在しないことを強調しました。
また、盛報道官によりますと、経済回復の段階において、価格の緩やか上昇は、経済成長や就業などに有利に働くということです。
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