中国国家統計局が11日発表したデータによりますと、10月のＣＰＩ・消費者物価指数とＰＰＩ・生産者物価指数は昨年同期比べていずれも減少しましたが、減少幅はいずれも縮小しました。しかし、国家統計局の盛来運報道官は、「物価全体が依然として低いレベルにあり、現在、インフレはない」述べました。

　盛来運報道官は「10月のＣＰＩは昨年同期より0.5％減少し、減少幅は先月より0.3ポイント収縮し、ＰＰＩは昨年同期より5.8％減少し、減少幅は先月より1.2ポイント収縮した。原材料や燃料などの購入価格から見て、減少幅はより大きい。減少幅は縮小したが、物価全体は低いレベルにあり、データからみれば、インフレはない」と述べました。

　統計データによりますと、季節性食品価格の要素の影響を受け、10月のＰＰＩは先月より0.1％減少したが、ＰＰＩは先月より0.1％増加したということです。（翻訳：玉華　チェック：村田）