中国国家食品薬品監督管理局の顔江瑛報道官は8日、北京で「新型インフルエンザのワクチン接種後に死亡した4人は、ワクチンと因果関係はない。ワクチンは安全で有効だ」と強調しました。
さきに衛生省は、「中国にはワクチンを接種した後死亡した人は4人いる」と報告しました。調査によりますと、うち3人はワクチンの接種と因果関係はないと確認でき、1人についてはまだ調査中です。
国家食品薬品監督管理局の8日に行われた記者会見で、顔江瑛報道官は「新型インフルエンザのワクチン開発に対する審査は厳しく、生産過程の監督と管理も厳格だ。さらに、出荷直前も検査を行っている。ワクチンへの評価、審査、許可は短期間内で行われたものの、品質の水準は下がっておらず、審査手続きも省かれていない」と強調した上で、「現段階では、新型インフルエンザワクチンへの拒否反応は季節的なインフルエンザの拒否反応と同様だ。今の段階では、重大な拒否反応はまだ報告されていない。今使われているワクチンは安全で、有効である」と述べました。(朱丹陽)
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