『マカオ特別行政区基本法』の施行10周年を記念する座談会が4日、北京で開かれました。この座談会に出席したマカオ特別行政区の何厚カ(金へんに華)行政長官は、「国家の利益から離れた特別区の利益というものは存在しない。国家の利益が守られてこそ、特別区の利益は根本から保障されるのだ」と述べました。
何行政長官は、「一国二制度において、『一国』と『二制度』の関係ははっきりしている。『一国』が核心であり、『二制度』は派生的なものである。マカオ人によるマカオ管理や高度の自治は、『二制度』のレベルのものである。したがって、特区の利益を国家の利益に合致させるという立場に立ちながら、マカオ人によるマカオ管理と高度の自治を通して、基本法を実行する必要がある」と語りました。(翻訳:李軼豪)
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