中国外務省の秦剛報道官は北京で19日、「『一国二制度』、『マカオの人々によるマカオの管理』という高度自治の方針は、マカオ特別行政区に定着している」と述べました。
秦報道官は19日、北京での定例記者会見で、記者の質問に対し「マカオが祖国に復帰して10年来、中央政府はマカオ基本法に基づき、特別行政区政府を支援してきた。特別行政区政府と社会各界の努力の下、マカオの経済・社会は目覚しい成果を収めた」と述べました。
秦報道官はさらに、「いま、マカオは世界観光レジャーセンターと地域的なビジネスサービス・センターの建設に取り組んでいる。一国二制度の保障、とマカオ住民の努力、そして、国際社会の幅広い支持によって、マカオの輝かしい未来が開けていくと信じている」と述べました。
また、マカオ返還後のポルトガル語諸国との関係について、「ポルトガル語諸国との関係は順調に発展しており、中国大陸とポルトガル語諸国との経済協力の面で独自の役割を果たしている。中央政府はこれまで通り、特別行政区の対外交流と協力を後押ししていく」と述べました。(11/19 翻訳者:Lin)
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