インドのラメシュ環境相は議会で3日、2020年までにGDP(国内総生産)単位当たりの二酸化炭素の排出量を2005年比で20%から25%削減する目標を発表しました。しかし、まもなく開かれるコペンハーゲン会議ではいかなる法的拘束力のある削減義務も受け入れないということです。
ラメシュ環境相は3日、特別会議を開き、コペンハーゲン会議でインドが取るべき立場を討議しました。その際、「環境問題が深刻化するなか、排出量に見合った削減義務を背負いたい気持ちはある」としながらも、「発展途上国であるインドには多くの国民が依然として貧困に苦しんでいる。そのため、インドの削減義務は経済発展目標を考慮したものでなければならない」と述べました。(翻訳:huangjing)
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