12月1日の世界エイズデーを控えた30日、中国の胡錦涛国家主席と李克強副首相は北京で行われたエイズ予防のボランティア活動に参加しました。胡錦涛主席は「社会各方面を動員して、エイズの予防に共に力を出すよう促していかなければならない」と強調しました。

　胡錦涛主席は「エイズの予防と治療は人々の健康に関係しており、民族の生存と発展にもかかわっている。これからもエイズの予防と治療に対して揺るぎなく取り組んでいく。中国は国際社会と交流と協力を強化し、エイズという世界的な課題に立ち向かって、その予防と治療に積極的に対策を講じていく」と述べました。

　胡錦涛主席はエイズ患者と感染者の治療状況に強い関心を寄せており、ボランティア活動の現場でビデオを通して地壇病院の医療関係者と感染者たちと会話を交わし、また、ボランティアに激励の言葉をかけました。（翻訳：Yan、村田）