第12回中国―EU首脳会合が30日、南京で行われましたが、双方は共同声明を発表し、「新しい情勢の下での中国―EU関係の更なる発展を推進し、中国の市場経済的地位に関する報告を一日も早く更新することを期待する」としています。

　この声明は、気候の変動について、先進国が発展途上国への資金援助額を大幅に増やし、発展途上国への技術譲渡を確実に実施することがコペンハーゲン会議の重要な成果だと双方は認識しているとした上で、低炭素経済への移行は持続可能な発展を実現する上で重要なルートであり、また近いうちにエネルギー問題に関する対話を一段と進めていくことを明らかにしました。

　また、双方はこの声明で、Ｇ20会合を国際経済協力を討議する主要な場とすることを支持し、金融分野の監督管理を強化することに同意し、いかなる形式の保護主義にも反対するとしています。（翻訳：玉華）