中国の西部大開発戦略が実施されてから今年で10周年を迎えました。これまでの10年間に、西部地域の貧困層人口が3000万人減少し、10年前の貧困総人口のおよそ半分になりました。
中国政府の貧困撲滅部門の27日の発表によりますと、西部地域では低収入以下の貧困総人口は2001年の5500万人から2008年の2600万人に減少したことが分かりました。
西部は中国の貧困層人口の集中している地域です。中国で貧困と認定された県は600ほどあり、その内西部地域が6割以上を占めています。これまでの10年間、中国政府は西部のインフラ設備、教育、医療と社会保障事業に、あわせて600億元を投入しました。(翻訳:任春生 チェッカー:丹羽)
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