中国全国政治協会の賈慶林議長はリマで23日、ペルー議会のアルバ・カストロ議長と会談しました。

　賈慶林議長は、「現在、中国とペルーは急速な発展時期にあり、いずれも経済発展、民生改善の共通任務に直面している。両国の互恵友好協力を強化することは両国と両国人民の根本的な利益に合致する」と述べた上、さらに両国関係の発展に関する3つの提案を出しました。第1は政治的相互信頼を強化し、両国関係発展の新たな局面を絶えず切り開らくこと。第2は実務的な協力を強化し、互いの経験を鑑みにし、優位性を補充し、協力の潜在力を掘り出し、新しい協力方式を作り出し、協力のレベルを向上していくこと。第3は両国の政党、議会、地方政府、メディア、民間機構の友好往来を拡大し、両国人民の相互理解と友情を強化していくことの以上のを提案をしました。

　アルバ・カストロ議長は、「ペルー人民は中国人民に対し、親しみに満ちた感情を持っており、中国によるペルーへの支援に感謝し、世界に対する中国の貢献を高く評価する。両国の良好な関係は両国人民に利益をもたらした。ハイレベル科学技術分野における中国との協力を希望し、より多くの中国企業がペルーへ投資し、双方の貿易の多元化を推進し、両国関係の発展に新しい活力を注ぐことを歓迎する」と述べました。（翻訳：トウエンカ）