全国政治協商会議の賈慶林議長は19日午前、フィリピン、ペルー、エクアドル、ブラジル4カ国を公式訪問するため、特別機で北京を離れました。

　賈慶林議長はフィリピンのエンリレ上院議長、ペルー政府、エクアドル国民代表大会のカルデロ議長、ブラジルのサルネイ上院議長のそれぞれの招きに受けて19日から30日にかけてこれら4カ国を訪問するもので、中国外務省の秦剛報道官は、今回歴訪について「中国は、今回歴訪が、中国とこの4カ国の、それぞれの二国間互恵協力を一層推し進め、相互信頼を深めることを期待している。訪問期間中、賈慶林議長はこれらの国の指導者と共に関心を寄せる国際問題と地域問題について意見を交わす」と述べました。

　なお、賈慶林議長は最初にフィリピンを訪れますが、フィリピンでは、第10回世界中国人投資者会議の開幕式に出席します。（朱丹陽）