「リスボン条約」がＥＵの27の加盟国の批准を得て、12月1日に正式発効します。ポルトガルのソクラテス首相は20日、同条約の発効式が12月1日、条約の達成地であるポルトガルの首都リスボンで行われると明らかにしました。

　ＥＵ各国の指導者が2007年12月に調印した「リスボン条約」は、既存の欧州連合基本条約を修正する「ＥＵ憲法条約」と見られています。ＥＵの方策決定や機構構造などに対して大きな革新を行っていることから、改革条約とも呼ばれています。条約の正式な発効はＥＵの一体化プロセスがさらに前に向かって重要な一歩を踏み出したことを意味しています。（翻訳：ＺＨＬ）