FAO・国際連合食糧農業機関のジャック・ディウフ事務局長は16日、ローマで開かれた食糧安全に関する世界サミットが遂げた成果を評価すると共に、参加国が飢餓撲滅の達成期限で合意できなかったことに遺憾の意を表しました。
ディウフ事務局長は「ラテンアメリカ諸国とカリブ海諸国及びスペイン、ポルトガルはサミットに先だち、2025年までに飢餓撲滅の実現で合意したが、今回のサミットでは、合意しなかった」と述べた上で、「各国は政府による農業への支援率を増加すると訴えた共同宣言を発表し、2015年までに世界の飢餓人口の半分の削減に意欲を示したことに対して満足している」との考えを示しました。(万、吉野)
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