イギリスで行われているG20 （20ヶ国グループ）財務相と中央銀行総裁会議で、イギリスのアリスター・ダーリング財務大臣は、「G20 は引き続き努力し、世界経済の均衡的発展を促していくべきだ」と語りました。

　ダーリング財務大臣は「世界経済が日増しに回復する中、今後の世界経済をバランスよく発展させることが当面の重要任務である。ここ1年、国際社会が共に努力し、一部の主要経済体は低迷期を乗り越えたが、多くの不確定要素に直面している。今後とも経済の長期安定や再生を確保しなければならない」と語りました。

　ダーリング財務大臣はさらに「金融危機によって、過去長い間の発展モデルが続きにくいことがよく分かった。いま、各国は協力して、強力で持続可能な均衡的発展を確保しなければならない。また、気候変動は世界が直面している最も厳しい試練であり、G20は気候変動分野で融資や管理の協力を促し、気候変動に対応していく」と述べました。（11／07　翻訳者：Lin　チェッカー：金井）