中国人民銀行の李東栄総裁補佐が1日、世界経済の安定かつ持続的な回復を保障するため、協力を強化し、投資と貿易保護主義に反対するよう国際社会に呼びかけました。

　李東栄氏は1日クウェートで開かれた金融フォーラムで、「絶えず台頭する投資と貿易保護主義が、世界経済の回復を脅かしている。今、国際社会の急務は協力を強化し、いかなる形の保護主義にも反対し、金融市場と世界経済の持続的かつ安定した発展を支持することだ。経済の回復はまだ不安定なもので、各種の要素に影響されている」と述べました。

　李東栄氏はさらに、「中国は相変わらず、各国と緊密に協力し、公平な新金融秩序の構築に努力を払う」と表明しました。

（訳：FUYING チェック：畠澤）