10月に入ってから、新型インフルエンザの感染が加速し、多くの国が深刻な状況に陥り、死者も多数出ています。アメリカ、日本、フランス、イギリスなどでは、ワクチン接種が全国範囲で展開されています。

　26日から、カナダのワクチン無料接種が発足し、医療従事者や妊婦、高齢者などが最優先されました。なお、今回はカナダ歴史上、最大規模のワクチン接種作業だとのことです。

　また、ドイツでは、26日からワクチン接種が始まり、医療従事者、警察と消防隊員が優先されて接種を受けました。11月の中旬になりますと、接種範囲は社会全体に行き渡る予定だとされています。

　さらに韓国では、27日一回目の接種が始まり、医療従事者が最初に接種を受けた業種でしたが、来年2月までには、35%の国民が接種を受ける予定だそうです。

　一方、タイ衛生部によりますと、初めて輸入されるワクチン100万本は12月に届く見込みだということです。（訳：FUYING 　チェック：金井）