アメリカのFDA・食品医薬品局が15日、同局は新型インフルエンザを予防する4種類のワクチンの発売を許可したことを明らかにしました。アメリカは中国の次に、新型インフルエンザの感染を予防するワクチンを使用する2番目の国となります。
発売許可を得たのは、スイス医薬品大手ノバルティス社やフランスのサノフィパスツール社、オーストラリアCSL社及びアメリカ現地の製薬会社など4つの会社です。この4社のうちで、アメリカの製薬会社の製品は鼻用スプレーで、残りの3社が生産したのはすべて注射型ワクチンです。
アメリカのキャスリーン・セベリウス厚生長官は同日、開かれた下院の公聴会で、「ワクチンの接種は10月から始まる。アメリカ政府はすでに、1億9500万本のワクチンを発注した。接種活動は各地の学校や医療機関で行い、接種場所は9万ヵ所以上を予定している」と説明しました。(万、畠澤)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |