アメリカを訪問している中国の徐才厚中央軍委副主席は26日、米戦略国際問題研究センターで演説をし、胡錦涛主席の「恒久の平和、共同の繁栄、調和のとれた世界を構築する」という主張についてさらに詳しく述べました。
徐副主席は、「胡錦涛主席が提起した『多種類の安全保障上の脅威に対応する能力、多様化する軍事任務を完遂する能力の向上』という重要な命題はわが国の基本的国情と軍隊の性質や趣旨そして国家安全や利益の発展の新たな変化に合致している」と述べました。
また、徐副主席は、「中国の軍隊は積極的に非戦争軍事行動の役割を担当し、国家安全や利益の発展と世界平和の安定を維持する」とし、「対立やゼロサムではなく、共存、ウィン・ウィンの考え方で、国際事務を適切に処理する。平和的な発展の道を堅持し、防御的な国防政策を遂行する」と語りました。
徐副主席は、さらに、「中米両国各領域の交流や協力の強化は、両国の基本的な利益の維持、世界平和と発展の促進に非常に重要な意義がある。中国側は『尊重、信頼、対等、互恵』の原則を守り、両国軍隊の関係強化や改善に努力をし続ける」と述べました。(翻訳:婉、チェック:丹羽)
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