アメリカのオバマ大統領は20日、「アメリカとイラクとの協力関係は経済、貿易分野に拡大しつつあり、両国の発展協力に大きなチャンスとなる」と表明しました。

　当日、オバマ大統領はアメリカ訪問したイラクのマリキ首相との会談後の記者会見で、「双方はイラクの軍事安全と民主・政治の問題を議論しただけでなく、経済貿易などの分野での協力強化についても意見を交換した」と話しました。

　マリキ首相はオバマ大統領との会談に先立って、クリントン国務長官とともに同日、ワシントンで開かれた「アメリカ・イラクビジネスと投資会議」に出席しました。双方はいずれも、「イラクの治安情勢と投資環境の改善により、両国の経済貿易協力及びアメリカ企業のイラクでの投資には将来性がある」との見方を示しています。（翻訳：Yan、吉野）