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イラン国会議長「西側諸国は企みを繰り返している」

2009-10-25 14:02:54     cri    
 イランの低濃縮ウランを国外で核燃料に加工するという計画について、イランのラリジャニ国会議長は24日、テヘランで「西側諸国は核燃料の取引についてイランをだまそうとする企みを繰り返し、自分の意思をイランに強制しようとしている」と非難しました。同じ日、アメリカ、ロシア、フランスの3カ国の大統領は、イラン核問題について協議しました。

 IAEA・国際原子力機関のエルバラダイ事務局長が示した草案では、イランの研究用核燃料は国外で生産されることになっています。この草案についてアメリカ、ロシアとフランスは支持すると表明しましたが、イランは来週まで回答を保留しました。

 これについてイランのラリジャニ国会議長は「西側諸国はイランから低濃縮ウランをもらい、その後、イランに濃度20%の濃縮ウランを提供することを主張している。しかし、この2つの作業の間には何のつながりもない。IAEAの規定によれば、核燃料の保有国は原子炉を持っている国の燃料需要を満たさなければならない」と強調しました。

 同じ日、アメリカのオバマ大統領はロシアのメドベージェフ大統領、フランスのサルコジ大統領とそれぞれ電話会談を行い、このほどウィーンで開催されたイラン核問題をめぐる交渉を高く評価した上で、引き続き連携していくことで一致しました。

 一方、イラン第2のウラン濃縮施設への査察のため、IAEAの査察官は24日午後、イランに向かいました。(鵬)

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