中国農業省の高官は14日北京で、「農民を国内外の市場競争に参加させるため、3年から5年をかけて、優れた大型農民専業合作社を優先的に扶助していく」と強調しました。

　農業省農村経済体制経営管理局の孫中華局長は、「農業省などの部門は農業保険、電気の使用、科学技術と人材支援などに関する扶助政策と措置を策定し、それぞれの農業財政項目と基本建設プロジェクトの実施を、条件の整った農民専業合作社に優先して委託していく。これによって、農民専業合作社が、率先して基準化生産を実現し、農産品の品質を絶えず向上させ、その持続可能な市場競争力を保っていくことを指導し、奨励していく」と述べました。

　なお、農民専業合作社とは農民の協同組合のようなもので、今年6月末まで、すでに18万に増えています。（翻訳：トウエンカ）