中国の夏取入れ食糧の収穫作業が最終段階に入っています。農業省によりますと、今年の生産高は1億2250万トンに達するみこみで、新中国成立以来、初の6年連続の増産になるということです。
農業省筋は、この6年間、夏取入れ食糧の単位面積の収穫高は平均20%増えていています。これについて専門家は、「『これは科学技術に依拠し、単位生産量の向上に力を入れた結果だ」とみています。
このほか、機械化プロセスの加速も、収穫効果の向上につながっており、この6年来、機械による小麦の播種比率は74%から80%に上がり、機械による収穫率は73%から83%に増えています。こうして播種や収穫の時期が短縮され、これまでの出稼ぎ労働者の帰省を待つ必要は少なくなりました。
なお、夏取入れ食糧の生産量は中国では食糧生産全体の5分の1を占めています。(朱丹陽)
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