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中国、50以上の国にハイブリッド水稲の技術を普及

2009-09-12 18:27:51     cri    

 中国の陳徳銘商務長官がこのほど湖南省の省都・長沙で開かれた専門会議で、「これまでに、中国政府は50以上の国に、ハイブリッド水稲の栽培技術を普及させる研修クラスを30回近く開設した。その結果発展途上国の2000人以上の政府関係者と技術スタッフがハイブリッド水稲の栽培技術を身につけ、自国の食糧の生産量を大幅に高めることができるようになった」と述べました。

 ハイブリッド水稲は二つの水稲の品種を掛け合わせてできた新たな品種です。中国の科学者、袁隆平氏は、ハイブリッド水稲の研究に詳しく、その技術は世界をリードしています。FAO・国際連合食糧農業機関がハイブリッド水稲の栽培技術を世界中に普及しているため、毎年ハイブリッド水稲の栽培面積が1600万ヘクタール増えつつあり、増産した水稲で7000万人の食糧供給を解決できます。

 FAOが発表した最新統計によると、2009年、世界中の飢餓人口が10億人を超えています。中国政府は世界中の飢餓問題を解決するため、ハイブリッド水稲の普及を発展途上国への援助プロジェクトの重要な内容として、その中に組み入れています。(翻訳:KH)

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