10月1日は新中国成立60周年の記念日です。中国各地の住民は演芸大会や書画作品展、パーティーなど様々な形で新中国の誕生日を祝っています。
北京の長安街をはじめとするメインストリートや交差点などでは、色とりどりの花や赤の灯篭などが飾られています。王府井、西単などの商店街や、百貨店などは豊富な品を取り揃えて、客を迎えています。
10月1日、北京市中心部の天安門広場では、盛大な閲兵式と大規模なパレードが行われます。パレードに参加する一員として、高校生の張営さんは興奮した気持ちを抑えられません。
「30日の夜は眠れないでしょう。新中国成立60周年の記念行事という重要で大きなイベントに参加できるのは、光栄だし、誇りに思っています。」
中国西北部の新疆ウイグル自治区の各民族住民は、ここ数日、交歓会や詩歌朗読会、書画展などを催し、祖国のより麗しい未来に祝福を送っています。内蒙古草原に住むセブラマさん(56才)は、半年をかけて伝統的な蒙古族の民族衣装二着を念入りに作り上げました。セブラマさんは次のように話しています。
「いい政策に恵まれ、私たちの生活や仕事などは大きく改善されました。とてもうれしいです。私は新中国成立60周年の誕生日祝いに、手作りの民族衣装をささげたいんです。各民族の一致団結で、祖国がますます強くなることを祈っております。」
湖南省の省都、長沙の市民は国旗を刺繍し、祝福の気持ちを表しています。これは国慶節に革命歴史博物館に寄贈されるそうです。
餃子を食べることは、中国人が伝統的な祝日を祝う時のしきたりですが、国慶節を迎えるに当たって、寧夏回族自治区銀川市青山住宅団地の住民たちは餃子を作っています。この住宅団地に住む回族と漢民族の住民は一緒に2009個の餃子を包み、幸せを祈っています。住民の李麗華さんの話です。
「住民が一緒に集まって、家族みたいです。みんなはとても喜んでいます。まもなく中秋節にもなりますし、新中国成立60周年の記念行事と合わせてぱっと祝いたいですね。」
国慶節が近づくにつれて、中国各地の記念行事もピークを迎えています。
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