第64回国連総会のアリ・トレキ議長は現地時間の22日、ニューヨークの国連本部で、アメリカのオバマ大統領と会談しました。双方は、世界の平和と安定や気候変動、中東平和、ダルフール問題、国際の核軍縮、またアフリカの発展などについて意見交換を行いました。

　アリ・トレキ議長側の報道官は、会談後の記者会談で「アリ・トレキ議長はオバマ大統領のカイロで行ったイスラム世界に向けた演説を賛美しており、その演説を通じて、異なる文明間の対話を更に促進させるだろう」と語りました。

　中東平和について、アリ・トレキ議長は「中東平和問題の解決を推進するために努力しているオバマ大統領を支持する。また、国際的平和と安定にもその役割を果たしていくだろう」と強調しました。（朱丹陽・馬ゲツ∕実習生）