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国連気候変動首脳会合が開催

2009-09-23 09:18:03     cri    

 国連気候変動首脳会合が22日、ニューヨークの国連本部で行われました。席上、中国の胡錦涛国家主席は国際社会の気候変動への対応について提案するとともに、中国がまもなく新たな措置を講じて、各国と共に気候変動がもたらした課題に対応していくことを明らかにしました。

 胡錦涛主席は「自らの責任を履行するのが、国際社会が共同で気候変動に対応していく核心である。気候変動への対応は、経済発展の中で共同で推進していくべきだ。国際社会は、気候変動への対応と発展途上国の発展促進、および発展途上諸国の国内発展の原動力や持続可能な発展の能力の向上とを結び付て考える必要がある」と指摘しました。

 また、胡錦涛主席は「中国は、気候変動に対応するために引き続き努力すると共に、ほかの発展途上国にできる限りの支援を提供していく。今後、中国は、気候変動への対応を経済社会の発展に組み入れて、4項目の措置を講じていく。まずは、省エネを強化し、効率を向上させること。次は、再生可能なエネルギーと核エネルギーを発展させること。第三は、炭素隔離を強化すること。第四は、グリーン経済の発展を推進し、積極的に低炭素経済と循環型経済を発展させて、気候にやさしい技術の研究と普及に力を入れていく」と強調しました。

 国連のパン・ギムン(潘基文)事務総長は開会式で、コペンハーゲン会議の成功を収めるために努力するよう各国に呼びかけました。

 なお、100人以上の国の首脳が今回の会合に出席し、アメリカや日本、モルジブ、ルワンダなどの国の首脳が開会式で挨拶しました。(Katsu/金井)

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