中国全国人民代表大会常務委員会の法律担当の信春鷹副主任は19日、「中国では、調和の取れた社会を構築することは法治の重要な目標の一つである」と述べました。
これは信春鷹氏が北京で開催された「第24回国際法哲学と社会哲学大会」で述べたものです。信春鷹氏はその中で、「調和の取れた社会主義の社会を構築するため、法律は三つの面で役割を果たすべきだ」と指摘し、「まずは、民主と科学の手段で立法し、調和の取れた社会を構築する法律の基盤をつくる。それに、政府が法律に基づいて執政すること。最後に、司法の公正を守ること」と述べました。
信春鷹の紹介によると、今年8月までに、中国で公布された法律には、国家法が229、国務院による行政法規が670余り、地方法が8500余りあるとのことです。
この「国際法哲学と社会哲学大会」は中国法律学会が主催したもので、9月15日から20日まで北京で行われています。「世界の調和と法治」をテーマとしたこの大会には、世界中の50以上の国と地区から来た800人余りの法学と法律の専門家が出席しました。(翻訳:KH)
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