中国環境保護省と国連環境計画(UNEP)の共同主催による「第5回環境と発展に関する中国(国際)フォーラム」が17日、北京で開幕し、フォーラムに参加した国連関係者は中国のグリーン経済の成果を高く評価しました。
UNEPの王之佳特別コーディネーターは、中国政府が最近、取り入れた一連の環境保護措置に対して賞賛の意を表し、「グリーン経済を発展させる世界の流れの中において、中国政府はリーディング的な役割を果たしている。中国政府の打ち出した『科学的発展観』はつまり、中国が資源を節約し、環境にやさしい社会作りをしていくことの現われだ」と語りました。
ここ数年、中国は環境面でのハードルを高くし、エネルギー消費が多く、しかも、排出量の多い産業の新規設立を厳しく規制し、環境保全産業の発展に力を入れてきました。また、金融危機対策に導入した4兆元の内需刺激策には、省エネと環境整備に充てる資金が2100億元にも達しています。
今回のフォーラムに出席した中国環境保護省の万本太チーフエンジニアは、「内需刺激策が中国の長期的な戦略として実施されていけば、中国は中国的なグリーン経済の発展の道に向けて、押し進んでいくに違いない」と話しました。(翻訳:Yan、金井)
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