環境保護省の呉暁青次官は18日、広東省の仏山で、「中国は汚染処理や生態環境整備への投資額を引き続き拡大していく」と述べました。

　これはこの日に行われた第3回中国・ドイツ環境シンポジウムの席上述べたもので、呉暁青次官は、「いまから2010年まで、中国は3336億元を拠出して、危険廃棄物と医療廃棄物の処理、都市の汚水とごみの処理など8つの環境保護のための重点プロジェクトを実施していく」と述べました。

　中国政府の環境への投資額のGDP・国内総生産に占める割合は元の0.5％からいまの1.3％に増えており、2010年までの投資総額は1兆4000億元に達し、GDPの約1.5％を占める見込みです。（翻訳：トウエンカ）