中国科学技術省の李学勇次官は北京で17日、中国全体で2008年に、研究開発に使われた経費支出が4570億人民元（約7兆円）に達し、ＧＤＰ・国内総生産の1.52％を占めたと発表しました。

　李学勇次官によりますと、新中国が建国した間もない1953年に、科学技術に拠出された経費は、5600万人民元（約8億5500円）しかなかったが、年ごとに増加し、近代的な科学技術システムが構築されつつある。特に21世紀に入ってから、有人宇宙飛行や三峡ダム計画、チベット鉄道など大型プロジェクトにおいて、先端技術を駆使して、数々の難関を乗り越えることができた。中国の科学技術の水準が発展途上国の中では、抜きんでており、一部の分野では世界の最先端に達しているとのことです。（FUYING）