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世界気候会議、世界気候枠組み構築を協議

2009-09-04 10:05:30     cri    

 WMO・世界気象機関主催の第3回世界気候会議が3日、『ハイレベル宣言』を採択しました。それにより、気候の科学的な観測とサービスの強化や気候変動による各種災害への対応に向けて、世界気候サービスの枠組みを構築することが決定されました。

 宣言によりますと、世界気象機関の事務局長が会議の終了後4ヶ月以内に加盟国の政府間会議を開き、独立した高級顧問からなる特別作業グループを設立します。作業グループ会議では、1年間以内に世界気候サービス枠組みのあり方や運営方式について最終的な報告書を提出することになっています。報告書は2011年の世界気象機関加盟国会議で審議、採択されるということです。

 8月31日から開かれているこの会議では、気候変動を背景とした気候サービス関連の課題について踏み込んだ議論が行われました。そのなかで、気候サービスの提供者と利用者の間で緊密な関係を構築することが現在、最も差し迫った課題であるという認識が共有されました。また、「現在、効果的な気候サービスを提供する能力は現在および今後の需要を満たせていない。特に、この状況は発展途上国において顕著である」ことが指摘されました。(翻訳:ヒガシ)

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