国連のパン・ギムン事務総長は11日、「我々は気候変動に取り組むための任務と措置を認識しており、資金や能力、技術も備えている。今は行動に移す決心をするべきだ」と語りました。

　パン・ギムン事務総長は同日、韓国のインチョンで開幕された「2009年世界環境フォーラム」で、「気候変動は貧困や疾病、飢饉などの問題を引き起こす基本的な要因だ。これらの問題を解決するために、勇気とリーダーシップが必要だ」と語りました。

　当時に、事務総長は「より大きな目標を設定すべきだ」と各国に呼びかけていました。同時に、「我々の未来は我々の選択次第だ。年末にデンマークのコぺンハーゲンで開かれる国連気候変動枠組み条約締結国会議で、先進国と発展途中国は相互信頼に基づき、公正かつ有効的な協議を行うべきだ」と示しました。

　2日間にわたる環境フォーラム期間中、各国のおよそ1300人の代表は、気候変動と環境についての展望や、気候変動と都市の持続可能な発展などについて討議します。

（翻訳：万/姜瑛（実習）、チェック：安藤）