30日投票が行われた日本の第45回衆議院選挙は31日未明、集計結果が発表され、最大野党の民主党が241議席の過半数を大きく上回る308議席を獲得して圧勝しました。
民主党の鳩山由紀夫代表は記者会見を開き、勝利を宣言しました。この中で、鳩山代表は「日本の憲政史上、初めて政権交代が実現した。選挙の結果は民主党の勝利のみならず、今の政治に対する国民の怒りも表している」と指摘した上で、国民こそが今回の選挙と政権交代の勝者だと強調しました。
一方、自民党は元首相や閣僚経験者などの落選が相次ぎ、選挙前の300議席から119議席に減り、歴史的な惨敗を喫しました。自民党にとって、野党に転落するのは1993年以来となり、そして1955年の結党以来初めて第一党の座を失いました。これを受けて麻生太郎首相は30日夜、自民党総裁を辞任する考えを表明しました。(鵬)
| ||||
© China Radio International.CRI. All Rights Reserved. 16A Shijingshan Road, Beijing, China. 100040 |