「低炭素社会と企業発展に関する国際フォーラム」が、27日、四川省の広元市で開かれました。

　このフォーラムは、広元市政府、中国社会科学院、WWF・世界自然保護基金が共催したもので、低炭素経済を発展させる戦略的意義を宣伝するとともに、国際協力の強化や低炭素社会の推進を目指しています。フォーラム期間中、主催側は2000万元（3億円）に上る投資の誘致や技術協力などのプロジェクトを16件用意し、そのうち、5000万元以上のプロジェクトが8件以上になるよう働きかけることにしています。

　四川震災後の再建、国の内需拡大、世界が低炭素経済の発展を重視し始めるといった背景の下、広元市は低炭素理念を導入することで、経済の発展や低炭素都市の建設を促すに違いありません。（朱丹陽）