建国60周年を前に、中国は東海海域で建国以来最大規模の海上救援演習をまもなく行います。演習の参加人数や演習項目、指揮の組織、技術保障の水準において過去最大規模のものになります。

　浙江省政府が24日に行った記者会見によりますと、今回の演習は9月上旬に行われます。1000人余りによる当演習には艦艇35隻、飛行機3機が参加し、90分間行われます。演習の項目は遭難者の救助と運送、化学品漏れの処理、沿岸住民の緊急避難などです。

　今回の演習の目的は現在の中国の海上救援能力の評価と向上にあります。また、同時に上海万博の海上保安活動の総合的な演習として位置づけられます。（翻訳：黄恂恂、チェック：金井）