袁波さんは、知人の日本人の誘いに応え1987年に渡日して以来日本では雪舟の作品を研究し始め、その後水墨画の研究を続けてきました。

　個展の会場である「広電国際ホテル」内の鼎美術館では、『蓮演繹シリーズ』を初めとする袁波さんの最新作が展示されており、20日の開幕式には、日本から駆けつけた友人も含め100人以上が参加しました。この個展は来月3日まで開かれます。

　会場を訪れたある水墨画愛好家は、「筆遣いと色使いに感動した」と感想を語りました。

『蓮演繹シリーズ』

　袁波さんは中国の著名水墨画家劉志義の弟子で、彼の作品は海外で高く評価されており代表作には『求める』（カナダ・ケベック美術館所蔵）などがあります。（取材：黄恂恂）

インタビューに答える袁波さん