金大中元大統領死去５日目の２２日は、韓国各地の弔問所に、最後の別れを惜しむ人々が詰め掛けました。葬儀・告別式は23日に行われます。

　国会玄関にある正式霊堂にはキム元大統領の棺が安置されているため、弔問客がもっとも集中している弔問所となりました。キム・デジュン元大統領のふるさと・全羅南道の荷衣島（チョルラナムド・ハイド）では、いたるところに元大統領を偲ぶ対句やその冥福を祈るリボンが飾られていました。

　韓国行政安全省の統計によりますと、全国には全部で182ヶ所の弔問所が設置されており、２２日午後3時まで、のべ４３万人の弔問客が訪れたということです。

　キム元大統領が死去した後、韓国政府は１８日から２３日までの６日間を国葬期間と決めました。韓国の歴史では、元首相のために行われた初の国葬でもあります。（翻訳：Yan）