ラテンアメリカ州議会のピザーロ議長は20日、ペルーの首都リマで、解任されたホンジュラスのセラヤ大統領の復職についてアメリカが積極的な役割を果たすよう呼びかけました。
ピザーロは、「ラテンアメリカ議会は、あくまでもホンジュラス政変に反対する。ホンジュラスの今の状況は、ラテンアメリカの民主の原則に反しており、国際社会、とくにラテンアメリカ諸国に 受け入られるものではない」と指摘しました。その上で、「ラテンアメリカ議会は、コスタリカのアリアス大統領が提案した『サンホセ宣言』に賛成し、ホンジュラスが憲法に基づき、対話を通じてこの危機を解決するよう望んでいる」と述べました。
さらに、ピザーロ議長は、「アメリカの中米での影響力を考えれば、アメリカはセラヤ氏がなるべく早く復職するよう促うため、ホンジュラスの危機でより積極的な努力を払うべきだ」と強調しました。(翻訳:任春生/劉琳(実習))
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