南米諸国連合の各国の外相は9日、エクアドルの首都キトで、6月に起きたホンジュラスのクーデターを非難するとともに、平和的に民主化プロセスを再建するよう、ホンジュラスに呼びかけました。
この日の会議で、南米諸国連合のすべての加盟国の外相は、ホンジュラスの暫定政権のもとで行われた選挙とその結果を認めないと表明しました。同時に、免職されたセラヤ大統領が合法的な大統領身分で帰国することを確保するよう、呼びかけました。
さらに、ホンジュラス危機を処理する米州機構の立場を支持し、「民主化こそ、この地区の住民が直面する問題を解決し、より多くの希望やチャンスを創出できる唯一の道だ」としています。
ホンジュラス暫定政府は9日、客観性、公正性、専門性に欠けていることを理由に、米州機構の上級代表団の入国を拒否しました。これについて、世論は「これは、緊迫した情勢をさらに高めるのではないか」と懸念を示しています。(朱丹陽)
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